【アート】瀬戸内国際芸術祭2022 2泊3日の旅(豊島、直島編)

美術館
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投稿の期間がかなり空いてしまいましたが、2日目について。

2日目は宇野港を出発し、豊島美術館のある豊島を目指します。

宇野港には乗船場が2カ所あるので間違えないように注意が必要です。案の定間違えました。乗船券に加えて整理券が必要になるため、少し早めに出発します。

フェリーに乗って25分ほどで豊島の家浦港に到着。ここからは事前に予約していた電動自転車に乗って豊島美術館を目指します。それほど広くない島ですが、高低差が結構あるので電動をレンタルすことががおすすめです。

しばらく走って山の中を走り抜けると目の前に瀬戸内海と本州が飛び込んできます。生憎の曇り空でしたが、ご覧の景色。

ほどなくして豊島美術館に到着。

瀬戸内海を望む豊島唐櫃(からと)の小高い丘に建設されるアーティスト・内藤礼と建築家・西沢立衛による「豊島美術館」。休耕田となっていた棚田を地元住民とともに再生させ、その広大な敷地の一角に、水滴のような形をした建物が据えられました。広さ約40×60m、最高高さ4.3mの空間に柱が1本もないコンクリート・シェル構造で、天井にある2箇所の開口部から、周囲の風、音、光を内部に直接取り込み、自然と建物が呼応する有機的な空間です。内部空間では、一日を通して「泉」が誕生します。その風景は、季節の移り変わりや時間の流れとともに、無限の表情を伝えます。

ベネッセアートサイト直島

言葉で伝えることはかなり難しいのですが、水の流れを見たり、寝そべって風を感じたり、自由に過ごすことができます。

お昼は島キッチンにていただきました。予約して行くことをお勧めします。

お昼からも引き続き島内を自転車で駆け抜けます。矢羽根積みの石垣がところどころに見られます。

道中には牛も。

今年から公開された作品「夢を見る人々の場所」

最後に豊島横尾館を観てフェリーに乗って直島へ。

20分ほどで到着。宿泊先のベネッセアートサイト直島のミュージアム棟へ宿泊者専用のバスで向かいます。チェックインを済ませて、地中美術館へ向かいます。モネやウォルター・デ・マリアの作品を鑑賞しました。安藤忠雄設計の建築も見応えたっぷりです。

夜には、宿泊者のみが参加できるジェームズ・タレル「オープン・スカイ」のナイトプログラムを予約しました。宿泊される方は参加することをお勧めします。

日が暮れていく中で作品を体験することができます。静寂の中で陽が沈んでいくなか、鳥の飛ぶ音やいろいろな自然の音が聞こえます。終わりがけには花火の音まで聞こえて貴重な体験ができました。数年ぶりに花火を打ち上げていたようです。大満足の体験でした。

夜ご飯は、テラスレストランにてフレンチを頂きました。宿泊者はミュージアムを夜23時まで観覧することができます。人も少なく、昼間とは違った表情を見ることができます。

2日目は大きなトラブルもなく、予定通り豊島と直島を堪能できました。

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