豊田市美術館の中で開催されている、MUSEUM MARKETへ。
4.29-4.30と5.02-5.03の2つの期間に分けて開催されます。
前回の粉祭もそうですが、最近はこういったイベントが多いですね。
植物店や小物を扱うお店などが並んでます。
美味しそうなアップルパイ。
ぶらぶらしていると、もちもちして美味しかったパンケーキ粉を見つけたので購入。
隣の伊勢うどんもついでに購入。
続いて「東山魁夷 唐招提寺御影堂障壁画展」へ。
戦後を代表する日本画家、東山魁夷(1908-1999)。平明な描写のなかに深い精神性と豊かな叙情を湛えた風景画は、日本人の自然観や心情を普遍的に表現したものとして高く評価されています。ことに、10年もの年月をかけて完成させた全68面からなる唐招提寺御影堂障壁画は、画家の記念碑的大作です。
東山は、多くの苦難を乗り越えて中国から来日し唐招提寺を開基した鑑真和上に捧げるため、日本や中国各地を歩いてスケッチを重ね、いく度も構成を練り、まさに全身全霊を持ってこの仕事に挑みました。制作は二期に分けられ、第一期として1975(昭和50)年に奉納した《山雲》、《濤声》では青や緑を基調に日本の豊かな自然を描く一方、1980(昭和55)年に奉納した第二期の《揚州薫風》、《揚州薫風》、《黄山暁雲》では中国風景を題材に水墨表現に挑み、新境地を拓いています。
本展覧会では、唐招提寺御影堂の修理が行われるに際し、通常は非公開となっているこの障壁画の全貌を紹介するとともに、あわせてスケッチや下絵などを展示して、構想から完成にいたるまで画家が歩んだ足跡をたどります。
via豊田市美術館
今回の展示にはありませんが、「年暮る」という作品がなんとも言えない哀愁を感じて、個人的には好きです。
青も緑もとても綺麗です。靄のかかっている様子がすごい。
唐招提寺御影堂障壁画は、複数のスケッチや1/20サイズでスケール感の検証など、完成させるにあたって緻密に計算された過程を見ることができます。彼の意気込みの強さや執念のようなものを感じました。
豊田市美術館は、建物も素敵です。
谷口吉生の設計です。旬なところでは、GINZA SIXも彼ですね。
彼の建物の特徴は、線がピシッと通っているというか、材質を生かしたボリュームで無駄がなく緊張感があるところだと思います。
今年は、奈良美智やジャコメッティの展示もあり、楽しみです。
3回行けば、元がとれるので年間パスポートを購入しました。
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