ずっと待っていたPunkt. MP02が日本でようやく発売されることになり、早速予約を入れており、ようやく届きました。そもそもPunkt.は、あまり馴染みがない会社です。
Punkt.という社名は、「ポイント」または「フルストップ/ピリオド」という意味を持つドイツ語に由来しており、同社の製品が「シンプルさ」「明晰さ」「焦点」を中心に作られていることを象徴するために選ばれました。
Punkt. MP02
ここ数年にわたって、人々と、ソーシャルメディアをはじめとするテクノロジーとの関係が大きなニュースとなってきました。Punkt.はこの動きを予測し、2015年に通話とテキストメッセージのみの機能を持ったシンプルな携帯電話、MP01を発売しました。
2015年以降、スマートフォンへの依存とソーシャルメディアが与える悪影響に伴ってフィーチャーフォンとデジタルデトックスへの関心が世界的に高まり、注目の話題として報道されてきました。ソーシャルメディアが持つ危険性と社会に与える危害への懸念が高まり、メンタルヘルスなどの問題が特に注目されています。運転中や教室内でのスマートフォン使用への対応などについて、政府も介入を始めました。1990年代に「Big Tobacco」が影響を受けたように、最近ではビッグテックが投資資金の標的となっています。
消費者の観点から見ると、私たちは人間であることの証はなにかということに再び目を向けているのです。岐路に立つ消費者たちは、この世界の中で自分たちがいる場所について奥深い疑問を投げかけているのです。スクリーンを見る時間を減らし、必要な時はインターネットにアクセスできる機能を持ちながらも、人としての「真の時間」を提供するMP02。今ほどそれが求められる時はありません。
確かに、もうスマホは切っても切れない必需品になっており、朝から晩まで画面とにらめっこしています。だからと言って、デジタルデトックスをしようとは思っていませんが、とにかくデザインが気に入ったので購入しました。デザイナーは、私の大好きなジャスパーモリソンです。無印良品や最近では、iittalaのRaamiシリーズを手掛けています。
表は、ザラついたグラスファイバーになっています。裏はソフトタッチのパットになっていて、滑り止めの効果もあります。IP52規格の防滴性を備えています。
手のひらに収まるサイズですが、重さは100g。少し重さを感じます。NM705iよりひとまわり大きいです。液晶は懐かしのモノクロで、ゴリラガラスとなっています。
値段は44,064円するので、機能だけを見れば高いです。ただ、デザインや仕上げの質感も高く、ボタンを押した時の音や着信音もとても良いので、そこに価値を見出せれば良いのかなと思います。
また、これを機にモバイル環境の見直しをしてみようと思います。現在は、データ通信専用(格安SIM)のiPhone7と通話専用(DOCOMO)のMN705iを持っていますので、音声通話付きの格安SIMに変更して、Punkt. MP02とiPad Airといった構成にしても良いかなと考えています。
- 本体サイズ:51.3(幅)×117(高さ)×14.4(奥行)mm
- 4G LTE (VoLTEサポートあり)
- メモ
- 時計 (目覚まし時計、ストップウォッチ、カウントダウンタイマー、世界時計)
- 電卓 (加算、減算、乗算、除算)
- 月表示カレンダー
- テザリング (Wi-Fi、Bluetooth、USB)
- 充電時間 : 最大2.5時間 (1A出力のUSB充電器使用の場合)
- 待ち受け時間 : 180時間
- 通話時間 : 4.2時間
- 44,064円
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