タイミングよく東京へ行くことがあったので、11月4日まで東京ミッドタウンの芝生広場で開催されている「時計以上の何か」展へ行ってきました。
坂を下っていくと巨大な建物が現れます。事前予約をしているとすんなり入場出来ます。予約が無くてもしばらく待てば問題ありません。
創始者の一人ジュール=ルイ・オーデマの卒業制作がありました。なんとミニッツリピーター、パーペチュアルカレンダー、デッドビートセコンドが搭載されています。
ロイヤルオークのブースもあります。初代ロイヤルオークから初代オフショアコンセプトまで様々なロイヤルオークが展示されています。個人的にダブルバランスホイールオープンワークが一番好みでした。
続いて、体験ブースへ。ビス留めにチャレンジしました。時計技師の方にピンセットの持ち方から教わりながらやりましたが、掴んで真っすぐ立てることすら上手くいかず。使ったビスは右の写真の一番左です。ルーペがあっても掴めなさそうです。
今度は、タペストリー旋盤機と職人さんがいるブースへ。実際に作製過程を見ることができます。この機械も職人さんが実際に使用しているもので、空輸で日本に持ってきたそうです。単純に削っているわけではなく、孤を描くように削っており、すごく複雑な加工をしています。この方は、オフショアをしていました。
他にも新作のCODE11.59が全てのコレクションが並んでおり、圧巻でした。
無料とは思えないほど、見応えたっぷりの展示でした。クリエイターによる会場設計や、池田亮司の作品などもあり、まるで美術館のようでした。時計に興味がない人が見ても十分楽しめます。
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