【ポルシェ】最良のポルシェ、992カレラに試乗

ポルシェ
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お世話になっているPCに992の試乗車があると伺ったので試乗をさせていただくことに。911に乗るのは今回が初めてとなります。

試乗車は、素のカレラ。スペシャルカラーのラバオレンジやエアロパッケージなどのオプションがおよそ500万円ほど付いています。デザインはこれまでの空冷世代のデザインをうまく取り入れており、フロントではボンネットフードのラインなどに見られます。

ラバオレンジの992

リアはフェンダー周りが美しいです。992からナローとワイドボディの区別がなくなっています。また、一文字のテールライトが空冷世代を彷彿とさせるデザインになっていますが、とても格好良いです。スポーツデザインパッケージになるとナンバープレートの位置も変更されます。個人的にはこの位置のほうが好みです。

エアロパッケージになると前後のスポーツデザインパッケージのバンパーに加えて、大きなリアウイングが付きます。無駄なく空気を取り込む造形が美しいです。

インテリアも930世代のような水平基調に先祖返り。メーターもこれまでの5連メーターを踏襲していますが、タコメーター以外はデジタルに変更されています。センターの液晶もかなりワイドになっており、991世代から大きく進化しています。

早速エンジンを掛けますが、これまで通りイグニッションキーひねるタイプですが、サイズがかなり小さくなっています。また、シフトノブもすごく小さくなっています。室内でもエンジン音が結構聞こえますが、718のようにバタバタした荒々しい音とは全く異なります。

走り出すと感じるのは「軽さ」です。スムーズさと言ったほうが正しいかもしれません。乗り心地はフロント20インチ、リア21インチのタイヤを履いているとは思えないほど良好です。18インチタイヤを履いている718ケイマンよりも良いです。また、普通に走っている限りではRRだと感じるのは、718よりも少し遠い位置からエンジン音が聞こえることくらいです。

今回も高速道路を走らさせてもらいました。本線への合流に合わせてアクセルを踏みこむと路面をスーッと流れるように加速していきますが、凄く速いです。PDKの変速もとてもスムーズです。ただし、ロードノイズはタイヤが太いこともあり、少し大きめです。スポーツボタンをオンにするとスポエグもオンとなり、音も相まって一段と刺激的になります。

市街地含めて30分ほど乗せてもらいましたが、初めてポルシェに試乗した時に感じた、何かよくわからないけど凄いと思った感覚が蘇ってきました。

やはり911は別格でした。というより、ポルシェの進化度合いが凄いです。誰しもが言う『最新のポルシェは最良のポルシェ』とまさにその通りでした。試乗の後に、修理が終わって一週間ぶりに戻ってきた718ケイマンに乗ったときには、あれほどスムーズで凄いと思っていたのにクラシックさを感じるようになっていました。

今回の試乗で911乗りたいという気持ちが更に高まりましたが、今の私には992が手に届く価格にありません。購入する場合は、維持費などを考えると最終のNAエンジンの991.1世代が一番バランスが良いかなと思います。

718ケイマンの車検が再来年にあるので、乗り換えも含めて考えていきたいと思います。

コメント

  1. BP より:

    やはり御本尊たる911はすごいのですね。
    白熱のリポート、こちらも熱くなって拝読しました!

    • k より:

      BP様
      コメントありがとうございます。
      拙い文章になってしまいました。やはりポルシェは素晴らしいですね!
      他の世代の911も乗ってみたくなりました。