【BMW】新型Z4(G29)に試乗

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前回の2017年東京モーターショーで「コンセプトZ4」を見てから約2年、ようやくZ4が発売されたので見に行ってきました。

私は、クリスバングルデザインの初代Z4クーペが大好きでした。今回のZ4は3代目になりますが、ソフトトップに回帰し、更にはトヨタスープラの兄弟車ということもあり結構話題となっていますね。

Z4コンセプトと見比べてみると、概ねのイメージを踏襲したデザインになっています。フロントでは、キドニーグリルの内部がメッシュになってたり、ライトも縦に並んでいたりこれまでとは少しデザインテイストが異なっています。

リアは横長で薄いL字のライトとなっており、他のモデルとの共通点が見られます。

試乗車は、ブラックサファイアのZ4 sDrive 20i M Sportでした。どのグレードもフル液晶のメーターパネルが装備されています。速度計や回転計のデザインは、かなりカッコ良かったです。インパネのパーツやセンターコンソールは結構大きく感じられます。

ペダルレイアウトは、普段乗ってる718ケイマンより右に寄っていますが、おそらくZ4の方が自然に感じます。マグマレッドのMスポーツシートは、座り心地は少し固め。

マグマレッドのシート

アイドリング時は、マフラーから低い音が少し遠くに聞こえます。走らせると、あまり踏まないとエンジン音は大きく聞こえません。ステアリングもクイックでしたが、不自然ではなく、乗り心地も良い方だと思いました。クローズの状態で試乗しましたが、静粛性が高いです。

全体的に穏やかな感じがしました。もう少し交通量が少ない場所でスピードが出る環境で試乗していると、良さがもっと感じられたかもしれません。

ちなみに、Z4 sDrive 20iとM40iの中間くらいに718ケイマンは位置します。

 Z4 sDrive 20iZ4 M40i718 ケイマン
全長(mm)4,3354,385
全幅(mm)1,8651,800
全高(mm)1,3051,295
エンジン直列4気筒直列6気筒水平対向4気筒
排気量(cc)1,9982,9971,988
最大出力145kw/4,500250kw/5,000220kw/6,500
最大トルク320Nm/1,450-4,200500Nm/1,600-4,500380Nm/1,950-4,500
0 – 100 km/h6.6s4.5s4.7s

結論としては、ポルシェを初めて試乗した時の衝撃を超えていないと思いました。でも、兄弟車のトヨタスープラやM40iでは違う印象かもしれません。

サイドパネルのデザインがカッコイイ

今回感じたのは、718ケイマンの一番の良さはハンドリングだと思っていますが、それを超えるクルマはなかなか無いんじゃないかということ。他に思い浮かぶのは、軽くて評価も結構良いアルピーヌA110。今度、試乗に行ってみたいと思います。

ダックテール風のトランク


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