今年はフェリー・ポルシェが「ポルシェ356 No.1 ロードスター」を製作して75年という記念の年。
日本でアジア最大のコミュニティイベントが、木更津にあるPEC東京で6月3〜4日の2日間に開催されました。
ポルシェジャパン主催のイベントに参加するのは、2019年には富士スピードウェイで開催された「Porsche Sportscar Together Day 2019」以来、2回目です。
今回の「ポルシェフェスティバル2023」については、開催日以外の事前情報がほとんどありませんでした。
4月に入り、同時開催されるとアナウンスのあった「ポルシェガレージ」に詳細もよく分からないまま参加を申し込みました。結果はなんと当選!2日目の6月4日(日)に参加することに。申し込み時に書いた自己PRが評価されたのかもしれません。
今回は、東京観光を兼ねて金曜日から東京入り。PEC東京を訪れるのは、ドライビングプログラムの体験以来、2回目。
ポルシェガレージ参加者は、入場時間がカテゴリ毎に指定されていました。私は8時40分〜9時00分に入場してくださいとのこと。おそらく車種と年代で振り分けられいるようでした。PEC東京に近づくにつれ、ポルシェの台数が増えてきてテンションが上がってきます。
途中、事故渋滞に巻き込まれましたが、指定時間までに到着しました。
スタッフの方の誘導で、普段では入ることの出来ないトラックへ入って行きます。どんどん進んでいき、ラインテープの貼られた場所に駐車します。お隣に停まった964のカブリオレは、リアにチャイルドシートを付けた家族4人でお見えでした。
まずは、ガレージの受付に向かいます。受付を済ませると75周年記念ステッカーと昼食などのチケットが交付されました。
続いて、オープニングを見るためにメインステージへ移動。ポルシェジャパンのフィリップ・フォン・ヴィッツェンドルフ代表取締役社長の挨拶から始まり、アバンギャルディのステージを楽しみました。
朝食を食べて、ガレージに参加されたポルシェを見て回ります。年代もカラーも違うポルシェがたくさん並んでいます。みんな大切にされているのが伝わってきます。大好きな911の50thアニバーサリーエディションが少なくとも3台いました。
メインステージに展示されていたフラットノーズの964はダニエル・アーシャム氏の新作「RWBA」
ラウヴェルト・ベグリフ(RWB)とのコラボとなっています。エクステリアはホワイト、インテリアはアーシャム グリーンレザー。
こちらは「彼女のカレラ」の作者である麻宮騎亜氏による絵がラッピングされた992が3台。
続いて、オフロードエクスペリエンスに向かいます。インストラクターの運転するカイエンに同乗します。
急勾配の坂を降りたり、凸凹の道を走ります。カイエンのオフロードの性能は凄い。正直、オフロード性能が高いとは思っていませんでした。
続いてドリーマーズラウンジへ。こちらには917KHを始めかなりのレアな車両が展示されていました。
圧巻の光景。2度とこの並びを見ることは無さそうです。
エントランスには、神奈川県警の912や最新の992GT3RSもありました。
GT3でも凄いのにRSとなるとさらに過激になっています。ルーフにフィンが付いていたり、かなり空力性能が高そうです。
メインステージの近くには、今回ジャパンプレミアとなった911Dakarとマイナーチェンジ後のCayenne。911Dakarのボンネットには、ジャッキー・イクス氏のサイン入り。
イベントは18時に終了。帰りの時間もカテゴリ毎に指定されていましたが、途中退場された方も多買ったため、予定よりも早く会場を後にできました。
帰りの信号待ちもこんな状態でポルシェがたくさん。ライトセイバーっぽい992のテールライトが格好良い。
参加するまでは、途中退場が不可なこともあり、1日どのように過ごそうか心配していましたが、いろいろなポルシェを見たり、Instagramで交流のある方と実際にお会いすることもでき、有意義な時間を過ごすことが出来ました。
この75周年の節目にポルシェオーナーとして参加でき、良い思い出となりました。次の80周年もポルシェと共にお祝いできますように。