先日の車検見積りの際にバッテリー劣化を指摘され、アイドリングストップもキャンセルされる事が多くなっていたので、車検前に交換をすることに。
なお、PC以外でバッテリー交換しても規格を満たしていれば、延長保証は適用には問題ないと確認済みです。
718ケイマンに純正バッテリーとして搭載されていたのは、VARTA製の「7PO 915 105 A 」で12V 75Ah 420Aという規格。バッテリーにはさまざまな規格がありますが、大抵のネットショップでは車種を伝えれば適合する商品を教えてもらえるのでそれほど心配する必要はありません。
今回選んだのは、同じVARTA製の「F21 580−901−080」ドイツ製と韓国製の2種類が存在しているようですが、ドイツ製と謳っているサイトから購入しました。
- 電圧 12V、容量 80Ah、CCA 800
- サイズ 横幅315mm×奥行175mm×高さ190mm
工具さえあれば、自分で行うことも可能ですが、バッテリーが22kgと重いことなども考慮してプロにお願いすることに。今回は、JAFのロードサービスを利用して交換してもらうことにしました。
JAFのロードサービスを利用する際は、電話で要請をするのが基本ですが、自走が可能なので直接伺いました。作業自体は持ち込みでも可能だそうですが、隊員が現場に出ていることもあり、待ち時間が発生することもあるので、電話連絡をして交換場所などを調整して欲しいとのことでした。
作業前に注意事項がひとつ。ケイマンのバッテリー交換作業は実績がなく、バックアップを行いながら作業を行ったとしても交換後に警告灯が点灯する可能性があるとのこと。そのため、点灯した場合はディーラーにてリセットが必要になる旨を了承する必要があります。特に問題はないため、了承して作業開始です。
今回は初めての車両ということもあり、事例勉強のため3人で対応いただきました。まずは、助手席の足元にあるOBD2からバックアップ電源に繋ぎます。
718ケイマンのバッテリー搭載位置は、フロントの助手席側。バッテリーにアクセスするには、カバーを外す必要があります。手を掛ける所が2箇所あるので、そこに手を掛けて手前に引っ張ると簡単に取れます。
続いてバッテリー本体を外します。バッテリー上部にあるステー部分の2箇所のナットとバッテリー左側にある1箇所のナットを外すとフリーになります。また、手前にある応急キットのBOXも外します。
後は端子を外して、バッテリーを入れ替えます。そして、バックアップ電源を外しエンジンを掛けて、パワーウィンドウの開閉に問題ないことを確認し、書類にサインをしたら作業終了です。
交換後は充電容量が足りていなかったようで、下の写真のようなメッセージが出ていましたが、今では表示は消えています。
走行距離が年間1万kmで毎日通勤で使用している状況で約5年でバッテリー交換の時期となりました。アイドリングストップ搭載車ですが、それほど劣化は早いとは思えません。
今回はバッテリーをネットショップから購入し、JAFで交換作業をしてもらいましたが、PCへ依頼した場合には、約7万円かかります。
バッテリーの交換頻度は高くないですが、金額の差がかなり大きいのでPC以外で交換することをお勧めします。
- 走行距離 62,109km
- バッテリー VARTA F21 580-901-080 21,490円
- 工賃 0円(JAF年会費 5,500円)
- 作業時間 15分