先日、冷却システム故障のエラー表示が再発した為、みてもらうためにPCへ行ってきました。外には先日発売されたばかりの718ケイマンGTS4.0が。とても綺麗なパイソングリーンです。
ボクスターとケイマンは、718シリーズになった際に全てエンジンがフラット4ターボに変更されたのですが、GT4とスパイダーでフラット6NAが復活し、GTSもそのエンジンをディチューンしたものが搭載されることになりました。
- 全長×全幅×全高 4405×1800×1285㎜
- エンジン 3995cc(水平対向6気筒自然吸気)
- 最高出力 294kW(400ps)/7000rpm
- 最大トルク 420Nm(42.9kgm)/5000~6500rpm
- サスペンション 前後ストラット
- ブレーキ =前後ベンチレーテッドディスク
- タイヤ&ホイール フロント:235/35ZR20/リア:265/35ZR20+アルミ
- 最高速度=293km/h
- 0→100km/h加速=4.5秒
- 車両本体価格 11,010,000円(税込)
エンジンを掛けてみますか?と言われたので、お言葉に甘えることに。早速エンジンを掛けてみると、718ケイマンの低い音とは全く違います。踏んでみてくださいと言われ、踏んでみると更にフラット6の良い音が。テンションが上がってしまい、試乗とGTS4.0の見積もりを頂くことにしました。
試乗コースは、高速道路を走るコースにしてもらいました。
クラッチはそれほど重くなく、繋がる位置も遠すぎず近すぎずです。シフトストロークも短く、フィールは良好です。アイドリングストップだけは、エンストしたと勘違いしてしまうので慣れませんでした。
エンストする事なく高速道路までやってきました。料金所を抜け、本線に合流するために加速していくと回転数の上昇に伴って音も大きくなっていきます。吹け上がりが良く、加速感もとてもリニアで最高です。ハンドリングはとても自然で言うことなし。乗り心地は、20インチを履いているとは思えないほど良好です。PCCB付きの車両は初めて運転しましたが、効き方も自然です。ダストが出ないのも良いですね。
あっという間に試乗が終わってしまいました。ひと言で言えば、最高でした。
私は、718シリーズが初めてのポルシェなので4気筒ターボに対してそれほどネガティブな印象を持っていません。加速性能は素のグレードでも必要十分で、スバルみたいと言われる音についても、4000回転くらいからの音は悪くないとも思っています。それでもGTS4.0のフラット6NAは音も加速フィーリングも良く乗り換えたいと思わせるものでした。
一方で、所有しているベースグレードの718ケイマンの良さも再確認できました。それは、ハンドリングの素晴らしさです。GTS4.0にも劣っていないと思います。
初めてのMTのポルシェに乗りましたが、とても良かったです。乗り換えたいとは思いますが、どうせなら911に乗りたい気持ちもあるので、NAの991.1でも探してみようと思います。